クラウド発注システムでの電子発注書面、記録保存の注意点
公開: 2026年8月8日
チャットツールやプロジェクト管理ツール上でのやり取りをもって発注としている企業は多く、 便利な一方で、書面明示として求められる記載事項が散らばってしまうことがあります。
1. チャットでの発注が抱えるリスク
- やり取りが複数のメッセージに分かれ、記載事項が1か所にまとまっていない
- チャットツールの保存期間・プラン変更で、過去ログが遡れなくなることがある
- 担当者個人のアカウントに履歴が紐づき、退職時にアクセスできなくなる
2. 電子発注書面として扱うための工夫
チャットでのやり取り自体を否定する必要はなく、 記載事項がまとまった形で残る運用に整えることがポイントです。
- 発注内容を1通のメッセージまたは添付ファイルにまとめて送る
- 発注システムを使う場合、必須項目を入力しないと送信できない仕組みにする
- やり取りの保存先を個人アカウントではなく、会社の共有領域に統一する
3. 保存期間との整合性
5条書類として求められる保存期間に対し、利用しているツールの保存期間・プランが 足りているかを確認しておく必要があります。
- 無料プランでは過去ログの遡及に制限があるツールも多い
- ツール側の保存期間だけに頼らず、定期的にエクスポート・バックアップする運用も検討する
まとめ
- チャットでの発注は便利だが、記載事項が散らばりやすく保存期間にも制約がある
- 発注内容を1か所にまとめる運用と、会社共有の保存先に統一することがポイント
- トリカク(torikaku) では発注内容をフォーム入力し、書面として一元的に記録できる
本記事は運用の観点整理であり、法的助言ではありません。
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