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製造業(部品加工・金型)における取適法対応ポイント

公開: 2026年8月8日

部品加工・金型製作などを外注する製造業は、取適法における製造委託の典型的な取引類型にあたります。
他業種と共通する部分もありますが、製造業特有の実務ポイントを整理します。

1. 金型の保管・所有権をめぐる論点

金型は発注元が費用を負担して製作させることが多い一方、 保管や廃棄の扱いが取引先とのトラブルの種になりやすい部分です。

  • 金型の所有権が発注元・受注先どちらにあるかを契約書で明確にしておく
  • 取引終了後の金型の保管費用を受注先に一方的に負担させていないか確認する
  • 不要になった金型の廃棄・返却について、事前に取り決めておく

2. 検収における「歩留まり」の扱い

製造業では、不良品の発生を前提とした歩留まり管理が行われることがあり、 検収基準・支払対象の数量をどう扱うかが記載事項に関わります。

  • 発注数量と納品数量に差がある場合の扱いを、発注時点で明示しておく
  • 不良品分の再製作費用を、一方的に受注先に負担させていないか確認する

3. 原材料・エネルギー価格の変動と価格交渉

金属・樹脂などの原材料価格やエネルギーコストの変動は、 製造業における価格交渉の申出が発生しやすい要因です。

  • 原材料価格の変動を理由とした価格交渉の申出に、どう対応するかを社内で整理しておく
  • 対応記録を、ハラスメント相談窓口とは別の台帳で管理する

まとめ

  • 金型の所有権・保管費用の扱いは、契約書で明確にしておく
  • 歩留まり・不良品分の扱いも記載事項に関わるため、発注時点で明示する
  • トリカク(torikaku) では原材料価格変動を理由とした価格交渉の記録も台帳で管理できる

本記事は一般的な整理であり、法的助言ではありません
個別の契約内容は、専門家に確認してください。

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